
何が起きているのか
2026年4月29日、米国がインドのイランチャバハール港プロジェクトに対する制裁免除を打ち切った。 インドはアフガニスタン・中央アジアとの貿易ルートとしてチャバハール港に1200万ドルを投資し、10年以上にわたる取り組みを重ねてきた。
しかし米国がイラン経済圧迫を強化し、ホルムズ海峡周辺の海運封鎖を進める中、プロジェクトの存続は危ぶまれる。
背景
チャバハール港はオマーン湾に位置し、シャヒド・カラントリとシャヒド・ベヘシティの2ターミナルから構成される。 インドは地理的制約によりパキスタンを介した陸路が使えないため、チャバハール港を通じてアフガニスタン・中央アジアと結ぶ海路を構築してきた。
また2016年に中国が建設したパキスタンのガワード港に対抗する戦略的要地でもある。
JapanTruthの視点
インドのチャバハール港プロジェクトは、中央アジアとの貿易ルートの多様化と中国の影響力への対抗を目的とする。 米国制裁の継続によりプロジェクトが停滞すれば、インド洋貿易ルートの再編が避けられない。
今後、インドとイランの経済協力が国際的なエネルギー供給網に与える影響が注目される。