何が起きているのか
ボリビアの主要労働者組合「ボリビア労働者センター(COB)」は5月5日、労働改革を求めるストライキを開始した。農業・教育・交通労働者らが政府の燃料補助金削減に抗議し、ラパスやエルアルトで治安部隊と衝突した。警察はラパスの 대통령官邸近くで催涙弾を発射し、交通労働者は劣化した燃料使用による車両損傷の補償を要求している。
背景
ボリビアは40年ぶりの経済危機に直面し、外貨準備が逼迫している。2024年11月に中右派のロドリゴ・パズ大統領が就任し、長年続いた社会主義政権を交代させた。政府は2025年2月に国際通貨基金(IMF)から33億ドルの支援を求めるなど、財政危機対応を迫られている。
JapanTruthの視点
1リットルのディーゼル価格は補助金削減で2.06ドルから5.40ドルに跳ね上がった。政府は2014年の鉱物価格下落以降の構造的赤字を解消する名目で補助金を廃止したが、労働者への実質的負担増を軽視した政策矛盾が目立つ。労働者組合の要求と政府の財政対応の狭間で、社会的対立はどこへ向かうのか。
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