
何が起きているのか
インド大手航空会社連盟(FIA)は4月29日、政府に対しジェット燃料価格のコビッド時代の上限復元と税負担軽減を求める書簡を文書で発表した。 連盟はインド航空業界が「極度のストレス」に直面し、運航中止の瀬戸際にあると警告した。
インド国内のジェット燃料価格はタイやドバイなど近隣国に比べて税負担の高さから著しく高騰している。
背景
インドは4月初旬、国内線のジェット燃料価格を記録的な高値に押し上げた直後に急激な値上げを撤回していた。 しかし国内精製量が需要を上回るにもかかわらず、ペルシャ湾からの輸入価格ベースの算定方式が維持されている。
この仕組みは見込み輸送費や保険料、関税を含む形で価格を算出する。
JapanTruthの視点
インド航空業界の危機は国際的な航空燃料価格の動向に連鎖的に影響を与える可能性がある。 インド発の航空需要減退がアジア地域の航空網に亀裂を生じさせる公算が大きい。
また航空会社の財務悪化が地域貿易ルートに波及するリスクは避けられない。